選日の一覧表になります
名称 | 読み | 意味 |
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一粒万倍日 | いちりゅう まんばいび | 「一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になる」という意味。 一粒万倍日は万事に良しとされています。 特に仕事始め、開店、種まき、投資などに吉とされている。 但し、一粒万倍日に借金や人から物を借りるなどすると返済も万倍するので 苦労の種が万倍になるので借金は凶とされます。 吉日と重なる場合は、一粒万倍日の効果により吉も倍増するが凶日と重なる 場合に半減します。 |
不成就日 | ふじょうじゅび | この日は何をやっても不首尾の結果を招く凶日とされ、昔から事を起こすに は用いてはならない日とされています。したがって婚礼、開店、柱建て、新 生児の命名、移転、造作、使用人の雇用、契約事、相談事などは見合わせた 方がよいとされています。 またこの日に急に思い立ったことを始めるとか、願い事をする事などもよく ないとされています。 |
八専 | はっせん | 日の干支が49番目の「壬子」から60番目の「癸亥」までの12日間です。 (1番:甲子~60番:癸亥)天の気である「干支」と地の気である「十二支」 の五行が比和となる、「壬子、甲寅、乙卯、丁巳、庚申、辛酉、癸亥」の日が 八日あるので「八専」と総称されています。 八専は、仏事、供養などの法事、破壊的な仕事の着手、嫁取りなどには悪い日、 あるいは凶日とされています。 |
三隣亡 | さんりんぼう | 棟上げなど建築に関することの凶日とされ、避けられている。もとは「三輪宝」 と言われ吉日だったが「立て良し」が「立て悪し」と間違って記載されたまま伝 わる。現在では、この日に家を建てると「火事で三軒隣まで焼き尽くす」という 凶日になった。 |
天一天上 | てんいちてんじょう | 別名「天一神」とも称します。この神は常に八方を運航して人事の吉凶禍福を司 り、悪い方角をふさいでこれを守る神とされています。この天一神が天へ帰る癸 巳から戊申の16日間を「天一天上」と称しどの方角に行っても障りはない。この 期間中は家を清潔にしなければ日遊神の祟りがある。 年の初天一天上の初日を「天一太郎」と言い、上吉日とされている。 |
土用 | どよう | 一年の春夏秋冬の四季にそれぞれの土用があり期間は十八日前後です。この期間中 は、特に動土、土木工事に着手することは大凶であり、壁を破ることすら凶である とされている。 |
十方暮 | じっぽうぐれ | 干支相剋の凶日で、甲申の日から入って癸巳の日までの十日間です。この日は労多 くして功少ない日とされ、新規に事を起こすと失敗損失を招きます。なお、旅立ち にも凶日とされています。 |
三伏日 | さんぷくび | 六月の夏至後3回目の庚の日を「初伏」、4回目の庚の日を「中伏」、立秋後1回 目の庚の日を「末伏」とし、それらを総称して三伏日といいます。 庚は金の兄で、金性ですが、夏の季節は火性が最も強くなります。庚の金は夏の日 に負けることから凶日とされます。 三伏日は、種まき、旅行、結婚、その他和合には用いない方がよいとされています。 |
大犯土 小犯土 | おおつち こつち | 六十干支のうち、庚午の日から丙子の日までの七日間を大犯土と言います。大犯土の終わりから一日置いて、戊寅の日から甲申の日までの七日間を小犯土と言います。 大犯土、小犯土の期間は穴掘り、井戸掘りや建墓、種蒔きなど、土を崩す様なことは全て慎まなければならないとされています。 |